EOS R5 Mark IIの新ファームウェアに関する情報がCanon Rumorsに掲載されています。4K60pでのファインレコーディングや、APS-CでのRAW120fps対応といった動画機能の強化が噂されています。
キヤノンのEOS R5 Mark IIの今後のファームウェアアップデートについて
1月当時、私たちはR5 Mark II向けに大規模なファームウェアアップデートが登場し、重要な機能追加が行われると予想していました。
初代EOS R5を思い出してください。Canon Log 3の追加や、オートフォーカスの改善、熱管理の向上など、大きなアップグレードがファームウェアによってもたらされました。
したがって、今回も同様に大きな進化が期待されるのは当然のことと言えるでしょう。4K60p高画質記録
これは以前から長く要望されてきたものです。R5 Mark IIはすでに8K60pでの撮影ができるため、センサーからのダウンサンプリングによる4K60も実現可能と思われます。たとえ熱警告が出るとしても、多くのユーザーはこのオプションを望んでいます。
オープンゲート記録
「オープンゲート」とは、センサー全体を使って記録する形式で、ビデオ撮影者にとって非常に有用です。まだ確認はされていませんが、実現の可能性はあります。
APS-C 17:9モードでのRAW 120fps
これは、センサーの一部をクロップして、高品質かつ映画のようなスローモーション映像をRAWで記録できるようにする機能です。
では、なぜフルフレームの120fps RAWを提供しないのか?
答えは「熱」です。
それは膨大なデータの嵐を引き起こし、カメラを文字通り「加熱」させ、CFexpressカードを詰まらせ、編集システムに大きな負荷をかけるでしょう。したがって、APS-Cでの120fps RAWは、賢明な判断だと考えられます。
4K60pファインとなると熱問題が気になるところ。長回しするなら「クーリングファン CF-R20EP」推奨になるのかなという気もします。
そのほかEOS R5 Mark IIのファームウェアに関してはAFに不具合があるとの話もあり、Canon Rumorsの記事でも言及されていました。自分の環境ではAF問題は感じていませんが、いずれにしても何かしらのアップデートがあっておかしくはないでしょう。
Source:Canon EOS R5 Mark II Firmware Rumors & Speculation